タッチ数指定リフティング(リヴァプール)
こんにちはハッシです。
今日は、リヴァプールで行っていたリフティングを使ったウォーミングアップについて解説したいと思います。
このウォーミングアップの特徴はどういうところにあるの?
このリヴァプールのリフティングを使ったウォーミングアップの特徴は2つあります。
1)リフティングを使って技術練習を行いながら体を温めることができる事。
2)考えるオーガナイズになっているので認知や判断力を養うことができる事です。
リフティングを使ったウォーミングアップはよくやっているので個人的にすごくおすすめです。
リヴァープールのリフティングを使ったウォーミングアップは2人組で行います。
このリフティング練習のやり方は、相手に指示された回数だけボールタッチをすることができ、相手から指示された回数までリフティングを行ったら再度ボールを返します。
そして、相手にパスをするときに数字を言い、相手が行うリフティングの回数を指示します。
例えば、相手から2(に)と言われてボールを受けた場合、ツータッチ目で相手にパスを出します。もし、相手から1(いち)と言われた場合はダイレクトで相手にボールを渡します。
その際、パスを出すときはボールを地面に落とさないように注意してパスを出してください。
練習方法
【人数】
・2人
【時間】
・1回 2分から3分程度
【サイズ】
・2人の距離: 1m ~2m (遠くなればなるほど難しい)
【用具】
・ボール
【方法】
・タッチ数を指示
・指示された回数リフティング
・相手にパス
・相手へのパスと同時にリフティング回数を指示
指導のポイント
・判断力をつける
・ボールの中心をスイートスポット(足の中心)で触る技術を身に着ける
この練習で解決できる課題
・ 筋肉を温める
・ 関節の可動域を広げる
・ 認知や判断力の向上
まとめ
このリフティングを使ったウォーミングアップのメリットは大きくいうと2つです。
1つ目はボールタッチの練習になる点、2つ目は認知や判断力を鍛えることができる点です。
まず、1つ目のボールタッチの練習になる点ですが、リフティングを2人で落とさないように行う事で技術の向上につながります。
特に、小中学生にとってはこのリフティング自体がボールタッチの良い練習になります。
2つ目の判断力を養うという点についてです。
この練習のように、考える行為とリフティングという2つのことを同時に行うトレーニングをする事で、プレー中に考える習慣を身に着けていきます。
単純な練習でもしっかりとオーガナイズされていればとてもいい練習になります。
今回のリヴァプールのリフティング練習を是非参考にしてみてください!
〝enjoy football〟
現場からは以上で〜す!