今日紹介する練習メニューは、 ロンド とSAQトレーニングを組み合わせたトレーニングになります。
ロンド を行うことで、基本的なパスやトラップの技術を向上させながら、 SAQ トレーニングを同時に行うことで技術を向上させながら スピードも向上させることが出来ます。
ボールを使いながらスピードやアジリティ、クイックネスを向上させたいチームは、是非この練習を参考にしてください。
この練習で解決できる課題
・パスやトラップの技術向上
・スピードやアジリティ、クイックネスの向上
・判断力の向上
練習方法
【人数】
・8人以上
【時間】
・10分程度(チーム状況による)
【サイズ】
・10ⅿ×10ⅿ
・四隅にゴール
・ポール3本(グリットから5m程度離す)
【用具】
・ボール: 1つ
・ミニゴール: 4つ
・マーカー: 4つ
・ポール: 3本
【方法】
① 6対2(7対2)でボールポゼッション
② タッチ数制限はチーム状況による(ダイレクトタッチが望ましい)
③ パスを15本以上通したら4隅にあるゴールにシュート
④ ディフェンスがボールを奪ったらドリブルでコートの外に出る
⑤ オフェンスがボールを奪い返してもよい
⑥ ゴールへのシュートもしくはアウトオブボールになったらディフェンスはポールまでダッシュ
⑦ 1人はディフェンス交代、もう一人はコートに戻って6対2
※上記④⑤にアンダーラインについて
④⑤については映像に映っていない点になります。
このルールについては私がつけました。理由としては、
この映像ではディフェンスが奪ったシーンが入っていない点に加え、個人的にどの練習にも攻守の切り替えの要素を入れたいからです。
この点は非常に重要な部分になると思うので参考にしてください。
指導のポイント
- オフェンスはミスなくシュートまで行う
- 慣れてきたらパススピードを上げる
- ディフェンスは数的不利なので声をかけて追い込めるように工夫する
- ディフェンスのダッシュは本気で行う
まとめ
今日はスペインのクラブチームである ビジャレアル が行っている ロンド と SAQ を組み合わせたトレーニングです。
この練習のオーガナイズは難しいのでボールコントロールがある程度できる小学生か中学生以上に適します。
この練習の特徴としては、技術を向上させる ロンド の練習に加え、 スピードを向上させる SAQ トレーニングの要素を組み合わせた点です。
ロンドを行うことで、パスやトラップの技術を向上させ、そこにディフェンスが走らなければならない要素が入っています。
ボールを使いながらスピードやアジリティ、クイックネスを向上させたいチームは、是非この練習を参考にしてください。
最後に、この映像ではディフェンスが奪ったシーンが入っていない為、攻守の切り替えの要素を勝手に加えました。
理由としては、攻守の切り替えは非常に需要なポイントだと個人的に考えているからです。
・ 判断力が身に付く
・ 攻守の切り替えが身に付く
〝enjoy football〟
現場からは以上で〜す!