【サッカー トレーニング】3vs3+3フリーマン(ヴォルフスブルク)
こんにちはハッシです。
今日は、ヴォルフスブルクで行っていた「3vs3+3フリーマン」の練習について解説したいと思います。
この練習ではどのような課題を解決できるの?
この練習で解決できる事は
オフェンス面ではボールを失わずにポゼッションを行うこと、
ディフェンス面ではボールの追い込み方や数的優位の状況をつくることをトレーニングできます。
あとは、攻守の切り替えの意識づけもこのトレーニングで身に着けることができます。
この練習で解決できる課題
・ 少ないタッチ数で正確にボールを回す
・正しいポジショニングがとれているかどうか
・ 数的同数、数的優位の状況をつくる(3対3,3対2)
・ 声を掛け合う、仲間のディフェンスに指示を出す
練習方法
【練習メニュー】
・3vs3+3フリーマン
【サイズ】
・マーカー間 15m×15m程度(目安)
【用具】
・マーカーorコーン
・ボール
・ビブス
【方法】
・3人×3チーム(1チームフリーマン,フリーマンは常にオフェンス)
・6vs3のボールポゼッション
1. タッチ数は2タッチ以内
2. アウトオブボールもしくはディフェンスに奪われたら攻守交替
3. フリーマンは常にオフェンス
【時間】
・7min × 5(目安)
【発展】
・3人×3チーム(フリーマンなし)
・6vs3のボールポゼッション
1. タッチ数は2タッチ以内
2. アウトオブボールもしくはディフェンスに奪われたら攻守交替
3. フリーマンなし,ボールを失ったチームがディフェンス
指導のポイント
・意図的なパス&コントロールが出来ているか
(トラップでのボールを置く位置,パスを出す場所や足,体の向き)
・攻守の切り替えが素早く行えているか
・インプレーでボールを奪い切れているかどうか
まとめ
3vs3+3フリーマン(6vs3)の練習では、オフェンス面,ディフェンス面の両方の目的に沿ってトレーニングすることができます。
このトレーニングを行う場合、指導者は各チームの課題によってオフェンス面にフォーカスして指導するのかディフェンス面にフォーカスして指導するのかをその時の状況に応じて変えていきましょう。
例えば、ボールポゼッションに課題があるチームは、オフェンスが数的優位の状況でボールを失わないよう丁寧なパス回しを心がけ、ポジショニングを確認していきます。
ボールの保持時間を長くしたいのでボールを奪われたらすぐに攻守の切り替えを行い素早くボールを奪い返す事も意識させましょう。
また、ディフェンス面でボールの追い込み方や数的不利な状況での守備に課題があるチームは、数的同数以上の状況をつくるためにはどう追い込んだらいいのかを考えさせるトレーニングとしてもこのトレーニングは有効だと思います。
このような部分に課題が見られるチームは是非参考にしてみてください!
〝enjoy football〟
現場からは以上で〜す!
【3v3+3】TR
ヴォルフスブルク🇩🇪❶ 2タッチ以内でパス回し(フリーでも可)
❷ アウトオブボールもしくはディフェンスに奪われたら攻守交代
❸ 1チーム(フリーマン)は常にオフェンス🗣2タッチ以内のパス回しは難しいのでフリータッチにしてもいいと思います!
ディフェンスのプレッシャーが大切☝️ pic.twitter.com/R2S87V2d7S— ハッシ (@ryo_28_sk) May 13, 2022